デジタル技術やインターネット環境に関する人類学的、あるいはエスノグラフィー的研究については、すでに数えきれないほど本が出ているものの、それらの紹介は現状ほとんど行われていない状態にある。 そこで、以下では自分の勉強も兼ねて、いつかこれらの本…
2011年に、「Companion to the Anthropology of Body and Embodiment」を編集したMascia Leesの授業概要がネットに落ちていた。かなり幅広い文献を網羅している上に、基本的にCompanionを中心に作成されているので、追いやすいかもしれない。 >引用元 www.g…
2022年の4月からTwitterでつけていた読書記録がひとまず100を迎えたので、Twitterでは新しいリストとして立て直すことにする。 それにともない、ひとまずこちらにメモとして移築しておきたい。 本当はこれを全部リスト化すべきなのであろうが、ちょっとその…
In H. Geismar & H. Knox (eds) Digital Anthropology, Second Edition, pp. 137-156. Routledge. まとめ 人類学者のNatasha Schullは、デジタル機器が人間(とりわけ自己)に及ぼす影響を「マシン・ギャンブリング」と「数量化された自己運動(Quantified S…
In Ralph Schroeder (ed) The Social Life of Avatars: Presence and Interaction in Shared Virtual Environments. pp. 40-62. Springer. まとめ 本論文は、論文集「Social Life of Avatars」に収録されており、1990年代から主流になりつつあったグラフィカ…
書誌情報 著者とか背景とか 内容メモ 書誌情報 Moore, H. L. (2012) "Avatars and Robots: The Imaginary Present and the Socialites of the Inorganic." Cambridge Anthropology. 30(1): 48-63. Sociality: New Directions (WYSE Series in Social Anthrop…
Alfred Gellの議論は、様々な場面で言及される事が多い。 日本語の/日本人による参考文献を適宜メモする。 渡辺文(2008)「芸術人類学のために」『人文學報』97: 125-147. 内山田康(2008)「芸術作品の仕事 : ジェルの反美学的アブダクションと、デュシャ…